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【神田女学園中学校高等学校】北欧から世界へ~多様な経験で未来を切り拓くグローバル教育

ミライ教育Watching2026(取材・記事:ミライクリエ)

「言語」「知識」「教養」「世界」「品格」を教育の柱に据え、多様性を受け入れながら自らの未来を切り拓く力を育む神田女学園(東京都千代田区・女子校)。今回は、「多様な経験で未来を切り拓くグローバル教育」をテーマに、同校ならではの特色ある取り組みをご紹介いたします。

神田女学園とは

神田女学園中学校高等学校(東京都千代田区・女子校)は、語学力の向上だけでなく、自ら考え行動する主体性と、世界の多様な価値観を理解する力を育むグローバル教育を推進しています。同校では、実践的な言語教育や国際交流、探究型学習を通して、生徒一人ひとりが広い視野と豊かな教養を身につけられる教育環境を整えています。

特に、留学や海外研修などの多様な体験を重視し、異文化の中で学ぶことでコミュニケーション能力や課題解決能力を高めています。また、「ダブルディプロマプログラム」をはじめとする先進的な取り組みにより、高度な言語運用能力と国際的な視点を養い、将来、国内外で活躍できる力の育成を目指しています。

「言語」「知識」「教養」「世界」「品格」を教育の柱に据え、多様性を受け入れながら自らの未来を切り拓く力を育む神田女学園。今回は、「多様な経験で未来を切り拓くグローバル教育」をテーマに、同校ならではの特色ある取り組みをご紹介いたします。

北欧の教育との出会いが広げる新たな学び

神田女学園中学校高等学校では、従来の英語圏中心の国際交流に加え、2026年度からフィンランドとの交換交流プログラムをスタートしました。現在はフィンランドから5名の留学生を受け入れており、神田女学園の生徒がバディとして授業や学校生活をサポートしながら交流を深めています。冬には神田女学園の生徒がフィンランドを訪問する予定で、双方向の交流を通じて異文化理解を育んでいます。

この取り組みの背景には、神田女学園グローバル教育研究所(GEL)が実施した北欧教育視察があります。現地では、生徒が主体的に学び、自らの将来や生き方について考える教育が実践されていました。その学びをきっかけに、フィンランドのアルピラ高校との交流が始まり、神田女学園、佼成学園、アルピラ高校による3校間交換留学協定が締結されました(参照:写真)。

また神田女学園では、デンマークの教育機関「エフタスコーレ」に着想を得た学習支援拠点「神田エフタスコーレ」を設置しています。自習室としての利用に加え、教員による個別カウンセリング、放課後講習、さまざまな特別プログラムを実施するなど、生徒一人ひとりに寄り添った幅広いサポート体制を整えています。学習面だけでなく、自分の将来や生き方について考える場としても活用されています。

神田女学園が目指すのは、単なる海外交流ではなく、多様な価値観や学び方に触れることで生徒一人ひとりの可能性を広げることです。北欧の教育や文化との出会いを通じて、これからのグローバル社会で活躍するための視野と主体性を育んでいます。

世界を学びのフィールドにする留学・海外研修制度

神田女学園中学校高等学校では、生徒一人ひとりの目標や進路に合わせて、多彩な留学・海外研修制度を展開しています。短期の語学研修から長期留学まで幅広い選択肢を用意し、生徒が世界を舞台に学びを深められる環境を整えています。

高等部のグローバルコースでは留学が必修となっており、生徒は半年以上の海外経験を積みます。留学先はカナダやアイルランドをはじめ、近年ではスウェーデンやドイツなどにも広がり、自身の興味や将来の目標に応じて選択することができます。中でも注目されるのが「ダブルディプロマプログラム」です。アイルランド、UKジャージー、カナダでは約2年間の留学を通して現地校の卒業資格を取得でき、帰国後は帰国生として大学受験に挑戦することが可能です。また、日本にいながら放課後を中心にアメリカの授業をオンラインで受講し、日本とアメリカ双方の高校卒業資格取得を目指すプログラムも用意されています。

一方、高等部のアドバンストコースとキャリアデザインコースでは、オーストラリアやニュージーランドの現地校にホームステイをしながら通学する3か月間の「ターム留学制度」を実施しています。

神田女学園では、留学を語学力向上だけでなく、多様な価値観に触れながら主体性や国際感覚を育む学びの機会として位置付けています。世界を学びのフィールドとする経験が、生徒一人ひとりの将来の可能性を広げています。

英語+第二外国語で広がる多言語教育

神田女学園では、グローバル化が進む現代社会に対応し、英語に加えて複数の言語や文化に触れることができる多言語教育を推進しています。

中学3年生および高校のキャリアデザインコースでは、英語に加えてフランス語、中国語、韓国語の中から第二外国語を選択し、継続的に学習します。女子校において、このような第二外国語教育を実施している学校は限られています。中高一貫生は中学段階から実践的な英語教育に取り組んでおり、中学3年から第二外国語が加わることで、さらに広い視野を身につけることができます。

韓国語はK-POPや韓国文化への関心をきっかけに学ぶ生徒も多く、中国語やフランス語についても、将来の進路や国際的な活躍を見据えて選択する生徒が増えています。授業では語学力だけでなく、その国の文化や社会への理解も深めていきます。これまでにも、韓国語学習をきっかけに韓国への関心を深め、韓国の大学進学を目指した生徒がいます。

語学は単なるコミュニケーションの手段ではなく、異なる価値観や文化を理解するための入口でもあります。神田女学園では、多言語教育を通じて世界への関心を広げ、生徒一人ひとりの可能性を育んでいます。

高大連携フィールドワークで広がる未来への学び

神田女学園では、75を超える大学や教育機関との高大連携ネットワークを活用し、探究活動の一環として高大連携フィールドワーク(FW)を実施しています。生徒は大学や専門施設を訪問し、実際の学問や職業の現場に触れることで、自らの進路や将来について考えを深めています。

代表的なプログラムの一つが「大阪・神戸FW」です。国際分野や韓国語、航空業界に関心を持つ生徒を対象に、大阪女学院大学での韓国語体験授業や「エアライン道場」でのCA業務体験(参照:写真)、神戸女学院大学でのジェンダーや心理学に関する講義などに参加します。大学での専門的な学びに触れながら、自身の興味や適性を探究していきます。

また、医療系分野に関心のある生徒を対象に「千葉(亀田医療大学)FW」も実施しています(参照:写真)。キャンパスツアーや看護体験、オルタナティブセラピーに関する講義に加え、手術室展望エリアでの医療現場見学や模擬授業、実践的なシミュレーションにも参加します。医療の現場を身近に感じることで、将来の進路を具体的に考えるきっかけとなっています。

こうした高大連携フィールドワークは、大学見学にとどまらず、学問や社会とのつながりを実感できる貴重な学びの機会です。本物の体験を通して視野を広げ、自らの将来を主体的に切り拓く力を育んでいます。

多彩な進路支援プログラムで将来を描く

神田女学園では、「学びを通して自分を知り、自らの意思で未来を選び取る力を育てる」ことを進路指導の柱としています。社会の変化が激しい時代だからこそ、基礎学力の定着と向上、約10年間取り組んできた神田女学園独自の探究活動を通じた思考力・表現力の育成、語学力を活かした進路選択支援の三つを軸に、生徒一人ひとりの自己実現を支えています。

その具体的な取り組みとして、キャリア講演会では社会で活躍する専門家から仕事や社会とのつながりを学び、キャンパスツアーや大学体験講座では大学での学びを実際に体験します。また、高大連携フィールドワークや探究活動では、自らの興味や関心を深めながら将来の可能性を広げています。

さらに、進路ガイダンスやOGガイダンス(参照:写真)では、進学やキャリアに関する具体的な情報を得ることができ、卒業生との交流を通じて将来像をより明確に描くことができます。加えて、海外大学教育協定校制度を活用した海外大学進学支援も充実しており、国内外を問わず幅広い進路選択が可能です。

日々の学習や面談、各種プログラムを通して自己理解を深めながら、自らの未来を主体的に選択する力を育む。それが神田女学園の進路指導の大きな特徴です。

2026夏 説明会・体験イベント 開催

神田女学園中学校では、この夏も学校の特色や教育内容を知ることができる説明会・体験イベントが開催されます。グローバル教育や探究学習、多言語教育など、同校ならではの学びに触れられる機会として注目されています。

・6月20日(土)14:00~ 教育内容説明会&グローバル体験会

・7月19日(日)9:00~ 教育内容説明会

・8月1日(土)14:00~ 教育内容説明会&授業体験会

・8月22日(土)10:00~ 教育内容説明会&部活動体験会

・8月30日(日)9:00~  教育内容説明会

教育内容説明会では、神田女学園が推進する探究型学習やグローバル教育、多彩な進路支援について紹介されます。また、各体験会では実際の学びや学校生活の雰囲気を体感することができます。受験校選びを進める小学生や保護者にとって、同校の魅力を直接知ることができる貴重な機会となります。

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