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【目白研心中学校・高等学校】学び続ける力を育てる「学びの循環」

ミライ教育Watching2026(取材・記事:ミライクリエ)

建学の精神『主・師・親』を基盤に、基礎学力と豊かな人間性を育み、自らの未来を切り拓く力を育てる目白研心中学校高等学校(東京都新宿区・共学校)。今回は、『学び続ける力を育てる――つながりから生まれる学びの循環』をテーマに、同校ならではの特色ある教育をご紹介いたします。

目白研心とは

目白研心中学校高等学校は、創立者・佐藤重遠先生の教育理念を受け継ぎ、建学の精神「主・師・親」のもとで、生徒一人ひとりの成長を支える学校です。「主・師・親」には、自らを律し、学びを深め、人を思いやる姿勢が込められています。心身の健康や誠実さを大切にしながら、社会に貢献できる人を育てることを教育の柱としています。


そのため、目指しているのは知識や学力だけを身につける教育ではありません。コミュニケーション力、問題を発見して解決する力、そして自分自身を肯定し、主体的に行動する力を育てることを重視しています。日本語や英語によるスピーチ、カナダへの海外修学旅行、キャリア講演会など、多様な経験を通して、生徒が自分の考えを持ち、発信する機会を数多く設けています。

さらに、基礎学力の定着を支える学習支援センターや、全国レベルを目指す部活動など、学習と課外活動の両面から生徒の可能性を伸ばす環境も整っています。伝統を受け継ぎながら新しい学びに挑戦し、社会の中で自分らしく未来を切り拓く力を育てています。

学校が学びの場になる~放課後を支える学習支援センター~

目白研心の教育を語る上で欠かせないのが、学校内に設置された「学習支援センター」です。日々の授業の復習や課題、定期テスト対策から、検定試験、大学受験まで、生徒一人ひとりの目的に合わせて活用できます。

中学生・高校生ともに放課後を中心に利用でき、希望者には「ステップアッププログラム」も用意されています。まずセンターの先生と面談し、「英語は得意だけれど数学が苦手」といった個々の状況を確認。その上で、教科ごとの学習時間や内容を組み合わせ、本人に合った学習計画を立てます。教材に取り組む中で分からないところがあれば、チューターに質問することもできます。学校の授業だけでなく、「今日の課題を学校で終わらせて帰る」という使い方も可能です。

長期休暇中も利用できるため、学習習慣を継続しやすいのも特徴。外部の塾へ移動することなく、部活動後もそのまま学校で学べる環境は、生徒と保護者双方の安心につながっています。

小さな積み重ねが確かな力に~基礎学力を育てる仕組み~

目白研心では、発展的な学びの土台となる「基礎学力」を、日々の習慣として着実に身につけることを大切にしています。その代表的な取り組みが、中学1年から高校2年まで週3回行われる「朝テスト」です。国語の漢字や数学の計算、英単語など、あらかじめ学習範囲が示されるため、計画的に取り組めば十分に合格できる内容です。合格ラインに達すれば終了ですが、不合格の場合は、その日のうちに学び直して再テスト。単に点数を競うのではなく、「準備して臨む」「できなかったことをそのままにしない」という学習習慣を身につけることが狙いです。

最初は「放課後の時間を取られたくない」と感じる生徒も、継続するうちに自分の力が伸びていることを実感し、卒業する頃には「大変だったけれど、やっていてよかった」と振り返るそうです。

英単語については一冊の教材を継続的に学び、定期テストではMVPと呼ばれるテストで学年を越えて語彙力を測定。毎日の小さな努力を積み重ね、確かな学力へとつなげています。

考え、伝え、世界とつながる~スピーチから広がる探究~

目白研心では、知識を身につけるだけでなく、自分の考えを整理し、相手に分かりやすく伝える力を育てることにも力を入れています。その代表的な取り組みが、中学校で行われている日本語スピーチです。週1回程度の時間を活用し、中学1年では「自分について」、2年では日本の文化や魅力、3年ではカナダとの文化比較など、学年ごとにテーマを発展させながら発表します。


さらに、文化祭では中学生全員がスピーチを披露します。多くの保護者や友人が見守る中で発表することで、人前で話す経験を積み、表現することへの自信を育みます。英語でも約50年にわたってスピーチ活動を続けており、ネイティブ教員とともに原稿を作成し、練習を重ねます。学年内での発表を経て代表者を選出し、学年を越えたスピーチコンテストも開催。大きな舞台で自分の言葉を届ける経験が、生徒の挑戦する姿勢を育てています。

また、カナダへの修学旅行では、現地の文化に触れ、日本との違いを実際に体験します。帰国後には、現地での気づきをもとに文化や生活の違いを考察するなど、体験を次の学びへとつなげます。「考える、伝える、振り返る」を繰り返すスピーチ活動は、コミュニケーション力だけでなく、問題発見・解決力や自己肯定感といった非認知能力を育む機会にもなっています。

好きなことに全力で~部活動と学びを両立する環境~

目白研心では、学校生活の中で部活動にも思い切り打ち込める環境が整っています。高校野球やサッカー、チアリーディング、ラクロスなど、全国大会を目指して活動するクラブもあり、生徒たちはそれぞれの目標に向かって日々練習に励んでいます。一方で、活動時間が長い部活動では、学習との両立が課題になることもあります。そこで重要な役割を果たしているのが、校内の学習支援センターです。

部活動を終えた後、そのまま学校に残って学習できるため、帰宅してから塾へ移動する必要がありません。中学生は基本18時、高校生は18時30分までが下校時間ですが、必要に応じてさらに学習できる環境も用意されています。

受験生向けには、集中して学べる「無言部屋」もあります。部活動を頑張った後、仲間と一緒に学習支援センターへ向かう生徒の姿も日常の光景です。部活動か勉強かの二者択一ではなく、「好きなことに全力で取り組みながら、学ぶことも続ける」。その両立を学校全体で支えています。

先輩から後輩へ~受け継がれる「学びの循環」~

学習支援センターを支える大きな力となっているのが、卒業生チューターの存在です。

かつて自分自身も学習支援センターを利用していた卒業生が、大学進学後、今度は後輩を支える側として学校に戻ってきます。教材の分からないところを教えるだけでなく、自分がどのように勉強したのか、どんな目標を持って大学受験に挑戦したのかなど、実体験を伝えられることが大きな魅力です。現役の生徒にとって、身近な先輩の姿は具体的なロールモデルになります。「先輩がこの大学に合格した」「こんな勉強をしていた」と知ることで、自分の将来をイメージしやすくなります。

また、チューターや学習支援センターの先生と担任教員との連携も密で、生徒の学習面だけでなく、学校生活や部活動での様子も共有されています。卒業生が後輩を支え、その経験が次の世代へ受け継がれていく。そこには、長い学校生活の中で育まれてきた「人と人とのつながり」があります。

学習支援センターは、単なる勉強場所ではなく、卒業生と在校生をつなぐ学びの循環を生み出す場になっています。

2026秋 説明会・体験イベント 開催

目白研心中学校では、学校の特色や教育内容を知ることができる説明会・体験イベントが開催されます。いずれも予約制となります。

・2026年10月3日(土)14:00~

・2026年11月7日(土)10:30~

・2026年12月12日(土)10:30~

・2027年1月9日(土)14:00~

▼桐陽祭(中高文化祭) 予約制で開催されます。

・2026年9月12日(土)13日(日)9:00~

イベント予約はコチラ



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