受験生マイページ ログイン

学校特集

多摩大学目黒中学校・高等学校2026

幅広い探究と多様な海外経験を通して
主体的に貢献できる人を育成

掲載日:2026年9月1日(火)

大らかな校風、勉強と部活動の高いレベルでの両立、何より入学後大きく学力を伸ばす学校として知られる多摩大学目黒中学校。その多摩大学目黒の探究活動が大きな注目を集めています。系列の多摩大学を軸にして官公庁や企業とも連携した多様な学びや、6年間で非英語圏を含む最大9ヶ国を訪問できる国際性の高さ、そしてそれらを学ぶことを通して生徒にどのように成長してほしいと考えているのかということについて、2026年度より広報部長に就任された佐藤雄一郎先生に話を伺いました。

大学・官公庁・企業と連携した多様な学び

アジアダイナミズムStudy Group ソウル・済州島研修プログラム
済州平和フォーラムへの参加
済州ハンラ大学との交流
起業体験Study Group 日本政策金融公庫による勉強会
ビジネスプラングランプリへの参加
投資戦略Study Group 「日経STOCKリーグ」を用いた投資戦略レポート作成と企業・株価の分析
プログラミングStudy Group 工作の要素を取り入れた、機械の動きを制御するプログラミングの学習

―大学・官公庁・企業と連携して4つのStudy Groupを展開しているそうですが、それぞれの特徴を教えてください。

多摩大目黒_アジアダイナミズムStudy Groupに参加した生徒たち
アジアダイナミズムStudy Groupに参加した生徒たち

佐藤先生:
 実学志向が強い多摩大学との連携を軸として、さまざまな組織と協力しながら、幅広い探究の機会を用意しています。生徒たちは自分の興味関心に応じて存分に学びを深めていくことができます。
 アジアダイナミズムStudy Groupは、韓国の済州島で行われる研修プログラムや平和フォーラム、ハンラ大学の学生との交流会に参加して、アジアという視座から世界の経済や環境問題について考えを深めるというものです。将来海外と関わる仕事をしたい、世界の人々とつながる仕事をしたいと考えている生徒が多く参加しています。

多摩大目黒_投資戦略Study Groupで出張授業を受講してビジネスプランを作成
投資戦略Study Groupで出張授業を受講してビジネスプランを作成

 起業体験Study Groupは、日本政策金融公庫が主催するビジネスプラングランプリにビジネスプランシートを提出するというものです。日本政策金融公庫による出張授業や多摩大学の教授による出張授業を受講しながらビジネスプランを作成してグランプリに提出する経験を通して、世の中のニーズを把握することやビジネスとしてそれに応えることを学びます。

 投資戦略Study Groupは、「日経Stockリーグ」に参加して、500万円分の仮想資金を用いて株式投資のポートフォリオを構築します。値動きとその理由を考察し、チームで議論し、レポートにまとめる経験を通して、投資対象の企業や業界について考察を深めます。
 プログラミングStudy Groupは、光センサーを用いて車の動きを制御するプログラミングを学びます。シンプルな経路から始めて複雑な経路まで、遊びの要素を取り入れながら試行錯誤を繰り返し、プログラミングスキルを高めると同時にアルゴリズムへの理解を深めます。

―それぞれのStudy Groupにはどのような生徒が参加していますか?

佐藤先生:
 アジアダイナミズム Study Group には、将来海外や世界の人々とつながる仕事がしたいと考えている生徒が多く集まっています。一方、起業体験 Study Group や投資戦略 Study Group には、将来就きたい仕事から逆算して「まず社会の仕組みを知ろう」と意欲を持つ生徒が多い印象です。プログラミングStudy Groupについては、小学校の頃にプログラミングが得意だった生徒が挑戦するケースが多い傾向がありますが、未経験者でも興味がある生徒は積極的に参加しています。

―それぞれのStudy Groupを経験した生徒を見て、成長を実感するのはどのような点ですか?

佐藤先生:
 アジアダイナミズムStudy Groupでは、生徒たちの積極性が大きく伸びています。言葉も年齢も違う人たちに対して物怖じせずに話をする姿勢や、分からないときは遠慮せず質問していく姿勢がとても印象的だったと引率の教員が話していました。彼らの多くはその後も積極的に海外を体験するプログラムに参加しています。
 起業体験Study Groupや投資戦略Study Groupでは、社会の動きや経済の流れを自分に直接関わるものとして捉えられるようになり、普段のニュースをしっかりチェックして世の中の様子を知ろうとする姿勢が生まれています。また、プログラミング Study Group の経験を活かしてモバイルアプリを開発し、東京都教育委員会主催のコンテストで見事銀賞を受賞した生徒もいます。

―それぞれの場所での成功体験が、その後の姿勢やさらなる挑戦につながっているのですね。

佐藤先生:
 探究活動に限った話ではなく、多摩大学目黒では、小さな成功体験を積み重ねる経験が生徒を大きく成長させる最大の要因であると考えています。部活動や学校行事なども含めて、一人ひとりが興味を持っている分野で夢中になって取り組んだり成果を出したりするという成功体験が、本人の自信になり、さらなる挑戦に向かう揺るぎない土台となるからです。
 また授業では対話を非常に大切にしています。一方的に教えるのではなく常に問いかけながら学びを進めています。わからないことがあったらその場で質問を受け付け、クラス全員でディスカッションしながら問題解決をしています。アジアダイナミズムStudy Group で言葉も年齢も違う方々に物おじせず質問できたのも、日々の授業における対話が土台になっているのではないかと思います。

6年間で最大9ヶ国訪問できる国際性の高さ

―挑戦といえば、海外で学ぶ機会が非常に多いそうですね。

佐藤先生:
 はい。中学生が全員参加するオーストラリア修学旅行をはじめとして、卒業年次を遅らせずに1年間長期留学できるプログラムなど、6年間で最大9ヶ国を訪問できる機会が用意されています。英語圏の国はもちろん、非英語圏の国を訪問するプログラムが充実しているのも多摩大学目黒の特徴です。

多摩大目黒_

―それだけ多くの選択肢を用意されている狙いは何ですか?

佐藤先生:
 幅広い選択肢があることによって、生徒が自分自身の意思で学ぶ場所や機会を選ぶことが大切だと考えています。また同じ英語圏でも国によって異なる発音や表現、また生活習慣の違いなども体験してほしいと思っています。また非英語圏の国の方たちと英語でコミュニケーションをとる体験や、いままさに急速に成長しているアジアの国々のパワーを感じてもらいたいと考えています。アジアの国々を訪問するときは日本企業を訪問して現地で働く日本人の方のお話を伺う機会もあり、海外で働くことを夢見ている生徒たちにとっては、将来の自分を具体的にイメージできる良い機会でもあります。

―中学の修学旅行には全員が参加されるのですね。

多摩大目黒_中学生全員が参加するオーストラリア修学旅行は英会話授業の集大成
中学生全員が参加するオーストラリア修学旅行は英会話授業の集大成

佐藤先生:
 はい。現地の家庭にホームステイしながら約二週間現地の学校で語学研修を行います。実はこの修学旅行はそれまで本校のネイティブ教員から学んできた英会話学習の集大成という位置づけになっています。この修学旅行で「自分の英語は思ったよりも通用する」「英語が十分でなくてもコミュニケーションが取れる」と自信をつけて、他の海外プログラムにも積極的に参加するようになる生徒が非常に多くいます。

―英会話の授業が、生徒たちの自信につながっていると。

多摩大目黒_2名のネイティブスピーカーの教員が生徒たちの自信を深める
2名のネイティブスピーカーの教員が生徒たちの自信を深める

佐藤先生:
 2名のネイティブスピーカーの教員は話の引き出し方が非常に上手で、授業中はもちろんですが休み時間に廊下ですれ違うだけでも積極的に話しかけています。そのため英語に慣れていない生徒たちも自分なりの英語で意思を伝えようとする姿勢が自然に身につきます。学校でやってきたことがオーストラリアでも通用したという成功体験が彼らの自信に大きくつながっています。

―最大9ヶ国訪問できますが、平均的には何ヶ国ぐらい訪問していますか。

多摩大目黒_高校修学旅行ではベトナムを訪問し、発展著しい国のパワーを感じる
高校修学旅行ではベトナムを訪問し、発展著しい国のパワーを感じる

佐藤先生:
 中学修学旅行のオーストラリア、高校修学旅行のベトナム、それに加えて1~2ヶ国、合計3~4ヶ国を訪問する生徒が多いです。修学旅行だけでも英語圏の先進国と非英語圏の今まさに発展著しい国を経験できます。もちろん生徒が安全な状況で安心して学ぶことができるよう、旅行代理店や現地のエージェントと常に連絡を取りあいながら、安全には最大限配慮しています。

―海外での経験を通して、生徒たちはどのように成長していますか。

多摩大目黒_卒業年次を遅らせることなく、1年間の長期留学も可能
卒業年次を遅らせることなく、1年間の長期留学も可能

佐藤先生:
 自分に自信を持ち、何事にも積極的になる生徒が多いですね。比較的内向的だった生徒が海外での経験を通して自己主張ができるようになったり、また自信をもって行動できるようになったりするケースが多くみられます。進路選択や大学入試においても主体的に自信をもって臨み、それが良い結果に結びついています。中学高校という感受性豊かな時期に多くの刺激を受けることが、生徒たちの器を一回りも二回りも大きくしていることを感じています。

卒業生の教員が多摩大学目黒の文化をさらに深く醸成

―幅広い探究の学びと多様な海外訪問の機会を通して、多摩大学目黒では生徒にどのような人間に成長してほしいと考えていらっしゃいますか。

多摩大目黒_広報部長の佐藤雄一郎先生
広報部長の佐藤雄一郎先生

佐藤先生:
 様々な経験に基づく幅広い視点を持った上で、主体的に世の中に貢献できる人になってほしいと考えています。周囲の状況を広い視野で見渡し、自分が何をすれば良いかを見極め、柔軟に動き、自分のスキルを発揮できるような人として世の中で活躍してほしいと願っています。
 ここ数年で卒業生が3名、母校の教師として戻ってきてくれました。一緒に働く中で彼らの他教科の教員や年齢が上の教員にも物怖じすることなく相談する姿や、周囲の状況を冷静に見つめて柔軟に対応する姿、生徒たちと積極的に交流する姿、生徒からも慕われている姿を見ていると、多摩大学目黒の卒業生らしさがとても良い形で生かされていると感じています。常に目標を持ち、小さな成功を積み重ねることで大きく成長するという多摩大学目黒の文化を彼らが現役生徒に伝えることで、多摩大学目黒らしさがより深く醸成され、学校全体がさらなる高みへと成長していくことを期待しています。

資料請求はこちらから 学校ホームページはこちら 学校データベースはこちら