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学校特集

文化学園大学杉並中学校・高等学校2026

日本とカナダ、2つの
卒業資格が拓く輝かしい未来
ーカナダ式のアウトプット重視の学びで確かな進路をつかみ取るー

掲載日:2026年4月18日(土)

英語に触れる機会が多くグローバルな学びを進める中で、自然と英語が好きになり、それぞれの力を伸ばしているのが文化学園大学杉並中学・高等学校です。2015年に日本で初めてカナダ・ブリティッシュコロンビア州の海外校として認定され、ダブルディプロマ(DD)コースを展開してきた同校。英語上級者だけでなく英語初心者も着実に力をつけ、英語力を基盤にさまざまな大学へと羽ばたいています。圧倒的な英語環境と、一人ひとりに合わせた柔軟な学びの仕組みで英検合格や大学実績を伸ばし続けている同校の教育について、入試広報部長・西田真志先生に話を伺いました。

一般入試も帰国生入試も堅調に推移

 コミュニケーションや表現を大切にするカナダのカリキュラムを導入し、ネイティブ教員30名を擁して英語を軸に豊かな学びを主導している文化学園大学杉並中学・高等学校(以下、文杉)。グローバルな学びを推進し、海外大学進学者も増えている同校は一般受験生からも帰国生からも注目を集め続けています。今年2月の中学入試では実受験生が464名と過去2番目の数となり、人気ぶりは健在です。大学進学実績の伸長でさらに人気が高まり、受験生が増え続けているため敬遠する受験生もいたようですが、直近3年間の実倍率は1.51~1.67倍で堅調に推移しています。

文大杉並_入試広報部長の西田真志先生
入試広報部長の西田真志先生

 帰国生入試は海外で受験できるオンライン入試1回と国内での入試2回を実施し、合計110名が受験して89名が合格しました。11月20日の帰国生入試解禁日に実施するため、幅広い層の帰国生の方が受験しているイメージです。一般入試と帰国生入試を合わせて新中1は男子72名、女子85名の合計157名。「2017年度に女子校から共学に変わったためこれまでは女子が多かったのですが、男女比が1対1に近づき、ちょうどよいバランスになってきました」と入試広報部長・西田真志先生は話します。

日本とカナダの高校卒業資格を取得できるDDコース

 日本の学校で学びながら海外現地校のカリキュラムを学び、高校卒業時に日本と海外校の2校の卒業資格を取得できるのが「ダブルディプロマ」プログラム。日本で初めてカナダのブリティッシュコロンビア(BC)州と提携して高校ダブルディプロマ(DD)コースを設置したのが文杉です。DDコースの生徒は文杉と同時にカナダの「Bunka Suginami Canadian International School」に在籍することになり、全単位を取得すると文杉とブリティッシュコロンビア州の高校のふたつの卒業資格を取得できます。

「DDコースではブリティッシュコロンビア州の教育省と提携し、カナダの教員免許を持つ先生が文杉で現地と同じカリキュラムで授業を行っています。「現在はカナダから派遣された教員19名、本校採用のネイティブ教員11名の、総勢30名のネイティブ教員が在籍しています。生徒数の増加などに伴いネイティブ教員が足りなくなると、ブリティッシュコロンビア州の教育省に依頼することで現地の教員を確実に派遣してもらうことができます。そうした下地が整っているため、安定的にレベルの高い英語環境を提供することができるのです」(西田先生)。

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 DDコースは12年前に高校のプログラムとしてスタートしましたが、2021年度からは中学にもカナダのカリキュラムを学ぶプログラムを設置しました。現在は英語上級者は中1から、英語初心者でも条件を満たせば中2からカナダのカリキュラムを学べるDD Prep8に進めます。

 中1は帰国子女や英検上位級取得済みなどの英語上級者が「DD7」、「Advanced7」、そして中学から本格的に英語を始めるクラス「Starter7」の3種類の英語授業に分かれます。今年度の新入生はStarter7が112名、Advanced7が11名、DD7が34名でのスタートとなりました。

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 DD7とAdvanced7はカナダの教育を受けられるプログラムで、DD7は理科と数学も英語で授業を行い、Advanced7は文系科目のみカナダの教員が授業を行います。DD7では年間600時間ほどの授業がすべてネイティブ主導で、英語による授業になっています。

 DDコースの生徒はそのままDD8、DD9コースに進学しますが、Advanced7とStarter7の生徒は中2からは希望と能力に応じて「DD Prep8」と「本科」に分かれます。

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 もちろんDD7とAdvanced7の英語はハイレベルですが、Starter7の英語も圧倒的な授業数を誇ります。Starter7では週9時間の英語授業があり、そのうち7時間はネイティブ教員が担当。さらに希望者は始業前に週2回の英会話(Communication English)を受講できます。つまり英語ゼロスタートの中1も、早朝英会話を含めれば年間385時間の英語の授業を受けることができるのです。
「昨年度は8~9割の生徒がCommunication Englishを受講しました。中2からDD Prep 8を希望する生徒がほとんどですが、部活などに打ち込んでいて本科を希望する生徒でも『英語力を上げたい』と早朝英会話を受講している生徒もいます」(西田先生)。

 カナダの授業はアウトプットを重視したPBL(課題解決型学習)を軸に展開されており、ブリティッシュコロンビア州の教育方針に基づき24名以下の少人数編成で実施されています。そのため、例えば中2のある授業ではDD8の36名を2グループに分け、Advanced8についても習熟度に応じて3つのグループに細分化。合計6教室に分かれてカナダの教員が授業を行う指導にあたるなど、きめ細やかな学習環境が整えられています。こうした体制を踏まえて今年度の朝のCommunication Englishも6教室での実施を予定しており、カナダ側の協力体制も一層充実してきています。

中1終了時に6割超が英検3級以上を取得

 ネイティブによる授業時間数の多さは圧巻ですが、それにとどまらず教室の外でもネイティブ教員が当たり前に行き交う環境の中で、文杉では「英語を使うこと」が自然な日常になっています。すべての授業をカナダのカリキュラムで受講している生徒も多く、常にレベルアップを目指して切磋琢磨している環境の中で、生徒たちは着実に成果を出しています。

文大杉並_2025度末の中学生の英検取得状況
2025度末の中学生の英検取得状況

 昨年度末は中1年終了時に64%の生徒が「中学3年終了相当」の力である英検3級を取得。英語ゼロベースからスタートした生徒でも文杉で1年勉強することで半分以上は4級を取得し、3級を取得するケースも珍しくないのです。

 さらに昨年度末は、英検級なしで入学した生徒が中学3年最後の英検で準1級を取得しました。2級は高校卒業レベルなので、「初心者でも文杉での中学3年間の学びでここまで伸びるのか」と驚く声も少なくありません。

海外大学に3割以上が進学

 これほど英語力が伸びる理由のひとつは、カナダのカリキュラムにあります。カナダの授業は、「覚える」ことよりも「使う」「表現する」ことを重視するため、自分の考えをまとめて発表したりグループで議論したりと、アウトプットの機会が非常に多いのが特徴。単なる英語の授業ではなく、「英語で考え、英語で表現する」学びが日常的に行われているのです。ペアワークやグループワークを多く取り入れ、「自分の言葉で伝える」経験を積み重ねていくことで、英語だけでなく思考力や表現力も育てていきます。

文大杉並_少人数授業やワークショップで表現力を磨く
少人数授業やワークショップで表現力を磨く

 カナダの教育を参考にして、2020年度からは中間テストも廃止しています。「カナダの高校生が現地大学に進む際はペーパー試験が一切ありませんが、日本の大学入試はペーパー試験が主流なのでインプットを重視する必要があります。もちろんその力もつけていきますが、わが校では日々の取り組みや発表、小テストなどを重視した評価を行い、日本の教育課程や日本の大学入試にもしっかり備えつつ海外大学にもフレキシブルに対応できる力を培っています」と西田先生は話します。そのため授業数は多くなりますが、「それを負担と捉えるのではなく、魅力的な学びの機会と前向きにとらえる受験生や保護者にぜひ入学してほしい」と力をこめます。

 2015年度から高校DDコースがスタートして12年目となり、今年は9期生が卒業しました。9期生は中3からカナダのカリキュラムを受けられるDD9を設置した最初の年度で、中学からハイレベルなカナダの授業を受けてきた生徒たちです。そのため今年の卒業生の合格実績は目覚ましいものでした。海外入試は6月まで続きますが、4月時点ですでにメルボルン大学7名、ブリティッシュコロンビア大学6名、トロント大学5名など目覚ましい結果を残しています。
 また、DDコースは国内大学入試にも大きなメリットがあります。カナダの高校卒業資格を取得できるので、早稲田大学や上智大学、ICUなど一部の国内大学は帰国枠、海外生枠で受験ができるのです。帰国生入試で不合格でも、高い英語力を活かして学校型選抜や総合型選抜一般入試にも挑戦できるので、大学入試のチャンスが広がります。そのメリットも活用し、今年は国際基督教大学(ICU)が11名、早稲田大や上智大がそれぞれ4名ずつなど、これまでを大きく上回る合格を果たしています。

*最新の進学実績はこちら
https://bunsugi.jp/result/

2科受験生の伸びしろにも期待

 文杉の中学募集では4科入試だけでなく、国語・算数の2科目入試や適性検査型入試も実施しています。「2科入試で入ってくる生徒は、習い事に注力していたり受験勉強を始めるのが遅かったため、2科目しか勉強できなかったケースも多いものです。勉強量が足りずに試験範囲を勉強しきれなかったり、限られた時間の中で精いっぱい戦ってきた生徒の中には、磨けば光る多彩な能力を持った子どももたくさんいます」と西田先生は話します。小学校時代に勉強以外に打ち込んだことがある生徒は中学に入ってから大きく伸びることも多く、英語ゼロスタートから3年間で準1級を取得した生徒や、数年前に国公立の医学部に進学した生徒も2科入試の合格者でした。「2科での合格に引け目を感じる受験生もいるかもしれませんが、そうした生徒がわが校の英語の授業やカナダのカリキュラムに触れて大きく成長する姿を見るのがとても嬉しいですね」と西田先生は笑顔で話します。

文大杉並_ドバイ研修ではラクダに乗る体験も
ドバイ研修ではラクダに乗る体験も

 また、夏休みと春休みに実施する希望制のアントレプレナーシップ(起業家精神)研修ではスリランカ、ドバイ、エジプトなど多様な国を訪れ、企業や大学に足を運びます。この研修は、校長・青井静男先生が「中東やアジアの中にはGDP(国内総生産)が急速に拡大し、大きな成長を遂げている国がある。家族旅行では行かない国にも足を運び、実際に現地の企業や大学を訪問して世界に目を向けてほしい」という思いから、3年前にスタートしました。これまでに7回実施しています。また訪問先の海外企業では、生徒が大学生になった時にインターンシップとして受け入れを確約してくれる所もあります。

 中1から高3まで参加可能で、昨年夏のモンゴル研修には56名が参加しました。「そのうち19名が中1、しかもStarter7の英語初心者が12名! 英語初心者の生徒が夏休みにモンゴル研修に行くことに私たち教員も驚きましたが、生徒たちにとって世界が身近になってきているのだと感じます」(西田先生)。

 さらに同校では授業に探求プログラムをとり入れるほか、2020年度からはクラブ活動的な立ち位置の「STEAM Play倶楽部」も導入しています。STEAM Play倶楽部は中学生が参加できる週1回の活動で、ロボットを使ったプログラミングを学びます。今年は世界最大級ロボット競技VEX Robotics日本大会の中学生の部で優勝し4月にはアメリカで開催される世界大会にも出場するなど、生徒が個性や能力を伸ばして発揮する場も積極的に作っています。

 西田先生は学校説明会や相談会で、「英語が苦手でも大丈夫か」「ついていけるのだろうか」という質問を受けることもあります。しかし文杉では習熟度に応じたコース設計と少人数による丁寧な指導で、多くの生徒が基礎から着実に力を伸ばしています。日々の授業や豊富なアウトプットの機会を通して「分かる・伝わる」という実感を積み重ねながら、自信と学ぶ意欲を育んでいくことができる環境なのです。

 さらに、ブリティッシュコロンビア州の教育方針に基づいたPBL型の学びや柔軟に挑戦できるコース制度、海外大学から国内難関大学まで広がる進路実績が、生徒一人ひとりの可能性を大きく引き出しています。入学時の英語力に関わらず「やってみたい」という気持ちを出発点に自分の未来を切り拓いていける――それが同校の大きな魅力です。将来の選択肢を広げたい、自分の可能性に挑戦したいと考える受験生にとって、ここはその第一歩を踏み出すにふさわしい学びの場といえるでしょう。文杉で踏み出す一歩が、6年後の大きな飛躍につながるに違いありません。

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