2026年2月4日(水)AM 国士舘中学校『プレゼン型入試』
2026年2月4日(水)午前、国士舘中学校(東京都世田谷区・共学校)で2年目となる「プレゼン型入試」が実施されました。<取材/写真/文 首都圏模試センター 野尻幸義>
人と社会を支える力を育む国士館
国士舘中学校は、東急世田谷線「松陰神社前駅」・「世田谷駅」から徒歩8分、小田急小田原線「梅ヶ丘駅」から徒歩13分の場所にあります。
同校では、道徳心や正義感、思いやりの心を育成するための教育「心学」と、物事を様々な方向から捉え、社会の一員として人々の先頭に立って活躍するための力を身につけるための教育「勝学」を大切にし、「誠意・勤労・見識・気魄」の四徳目(態度・姿勢)を身につける教育が実践されています。
特色的な教育としては、中学1年生では、一人ひとりが自立し自分で考え行動できる人になるために、さまざまな委員会や学校行事などで全生徒が何かしらの「役割」を担います。中学2年生では、社会で必要となる人材になるために、「グローバルプログラム」や「防災学修」などを通じて、「自ら考え行動する力」を実践しています。中学3年生では、中学2年生までに身についた力を自らの成長につなげるために、漁業体験や言語大会などの学校行事や松陰神社主催の幕末維新祭など地域との交流の中で、リーダーシップをとりながら自ら計画し実行することを実践しています。
プレゼン型入試とは
国士舘中学校の「プレゼン型入試」は、プレゼンテーション(約10分)、試験監督の先生からの質疑応答(約5分)で判定されます。
出願の際には「報告書」と「エントリーシート」が必要になり、「エントリーシート」には、プレゼンテーションの方法や工夫などを記入します。
プレゼンテーションの内容は、研究発表や活動報告、演舞や作品紹介など自由に発表することができます。
プレゼンテーションの方法は、教室に入る大きさであればスポーツ用品・楽器・制作物・タブレットなど、プレゼンテーションに必要なものを持ち込むことができます。ただし、学校からの貸し出しはありませんので、自分で持ち運べるものを考える必要があります。
試験前
プレゼン型入試の集合時間は午前8時45分になります。
受験生たちは、プレゼンテーションが始まるまで控え教室に案内されます。控室で15分間程度、最終確認を行い、試験会場へ向かいます。
受験生たちは各試験会場の前で、先生から試験の進行や注意事項についての説明が行われます。受験生たちは、真剣な表情で聞いていました。
試験開始
今年のプレゼン型入試は、6名の受験生が挑みました。
受験生たちは、1名ずつ教室の中に案内されます。
プレゼンテーションは試験監督の先生方と向き合う形で行います。
机の上に持参してきたパソコンや制作物などを置き、準備ができたら試験開始です。
プレゼンテーション
プレゼンテーションは約10分になります。「環境について」や「今まで励んできたこと」など、さまざまなテーマでプレゼンt-ションを行っていました。受験生たちは3名の試験監督を前にはじめは緊張していましたが、授所に緊張がほぐれ自分が興味を持って調べてきたことや、小学生生活で一生懸命打ち込んできたことなどを一生懸命に説明していました。
質疑応答
プレゼンテーションが終わると、質疑応答を約5分間行います。試験監督の先生から、プレゼンテーションの内容について質問されましたが、得意科目や中学校に入学してからの学校生活のことなどの質問もされました。しかし受験生たちは戸惑うこともなく、しっかりと前を向き、はきはきと受け答えしていたのが印象的でした。
打ち込む熱量を伝えるプレゼン型入試
プレゼン型入試は、受験生の長所を活かせる入試の一つになりますが、プレゼンテーションの内容について向き合う受験生の熱量が必要になります。同校のプレゼン型入試は、「継続性」・「評価性」・「表現力」・「説得力」の4つの視点を意識しながらプレゼンテーションをしなければなりませんので、受験生たちは事前の準備も大変だったかのではないかと思います。もし、小学生時代に何か一つでも打ち込んだものがあれば是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
- この記事をシェアする
